5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

パウル・クレー好きな人いますか?

1 :作家林:2001/08/22(水) 09:00
美術鑑賞板って淋しいね。てことでパウル・クレー
なんてどうですか。俺としては、あんまり絵画っぽくない
ところがとても素敵だと思うんですけど。
サブカルチャー的というか。当時の作家で、かわいい、という
言葉があてはまるのは彼ぐらいじゃないですか。
かわいい、という言葉は戦後日本が生み出した最大の美意識
ですから、大事ですよね。

2 :”5”:2001/08/22(水) 12:27
好きー。
ヘタクソなのかうまいのかわからないけど、なんだかとっても好き。

3 :わたしはダリ?名無しさん?:2001/08/22(水) 15:31
静物を描いてもうごいてるように見える。

4 :わたしはダリ?名無しさん?:2001/08/23(木) 06:23
作品全てを見たわけじゃないけど、クレーの作品て
あらゆる無駄をなくした絵というか…もっとも純粋に
もしくは単純に対象を描いているという感じがする。公園の絵とか。
表現できうるあらゆるものをできるだけ削ぎ落とした、ていうのかなあ。

5 :わたしはダリ?名無しさん?:2001/08/23(木) 11:01
変な言い方だけど、大人びた線をかく人と、子供じみた線をかく人って画家は
2通りに分かれるように思う。クレーは大人びた線の画家の典型だね。
どんなにプリミティブな構成でも、ファンタジックな主題でもなんとなく
大人の知性が漂ってくる。絵を画くことについては不可能なことが無いみたい
なピカソがどことなく子供じみているのとは好対照だと思う。

6 :わたしはダリ?名無しさん?:2001/08/23(木) 11:08
でもいい意味で、子供っぽいラインとも言えるんじゃないかと。
純粋さと同じような次元で。
もちろん本当の意味での子供っぽさじゃないけど。

7 :6:2001/08/24(金) 00:54
と思ったけど自己訂正。
やっぱあのラインは大人だなぁ。
というのはほとばしる感情をカンバスにエイっと
ぶつけるカンジじゃないってこと。
単にそういう作品に出会ってないからかな…。

8 :わたしはダリ?名無しさん?:2001/08/24(金) 02:39
あのじっと自分を見つめているようなところがたまらない。
俺もかくありたいものだ。

9 :作家林:2001/08/24(金) 06:17
いじましさ、というか小さな生命に対する
純粋な視線というのを感じます。
あまり言われていないけど色彩も
あの時代の作家として最高水準です。
ただ・・・本物はとっても地味でした。

10 : :2001/08/24(金) 14:52
でも谷川俊太郎ごときにクレーを語ってほしくない、、とか
毒も吐いてみたいのな。吉田秀和がクレーに関して書いてた
文章が秀逸だとオモッタ。

11 :わたしはダリ?名無しさん?:2001/08/24(金) 17:27
>>1

失礼ながらサブカルチャー的ってのは違うのでわ?
芸術性の確かさからすれば本流中の本流といってもいいと思う。

12 :わたしはダリ?名無しさん?:2001/08/24(金) 18:19
>>11

>芸術性の確かさからすれば本流中の本流といってもいいと思う。

同意です。

13 :わたしはダリ?名無しさん?:2001/08/24(金) 18:51
>>11
クレーは良きにつけ悪しきにつけ本流です。

14 :作家林:2001/08/24(金) 18:52
サブカルチャーの定義にもよりますが
自分はサブカルチャーを評価しています。
ルネッサンス以降ピカソくらいまでのタブローの
圧倒するような感覚とは違い、むしろ印刷向きなので
そういう風にいってみました。
芸術性の高さというのは天才的な部類になれば個人的能力に
帰することが多いのではないでしょうか。

15 :わたしはダリ?名無しさん?:2001/08/24(金) 20:12
「われわれは自分たちの性に合ったことをやってかまわない……わたしは内的
に支配できるものを表現したいと思って、もっぱら自分の内的なものだけにた
よった。」一芸術家によって与えられた、なんという壮大な自由への青写真で
あろうか。一般には芸術家のいろいろな理論的省察や助言は、それこそ芸術上
の自由の制限を示しているように見えかねないのだが。クレーの場合は制限す
るどころか、むしろ、すでに所与の世界観をいっそう深化したのであり、当時、
三十年以上も前にはいろんな点でまだ精密な概念的な支柱に欠けているように
思われた造形思考の方法を慎重、大胆に発言したものである。

                   「造形思考/パウル・クレー」より

16 :としくん:01/08/28 00:35 ID:XIy4KUNI
はい、すきです。
一昨年、ベルンまで行って見てきましたよ。

17 : :01/08/29 01:50 ID:.LU1vC5A
わしもベルンで見たよ。工事中だったけど残ったスペースで特集組んでてもうけた。
あのなんとも言えない色がいいなあ。

>>10 吉田秀和の文章いいネ。確かにクレーの絵からは音楽が聞こえるかも。

18 :作家林:01/08/29 03:50 ID:9Gh8ZOlQ
僕は高校生のとき造形思考を読みマジで気が変になりました。
多分訳が悪いんだと思うけどね。

19 :わたしはダリ?名無しさん?:01/08/29 07:26 ID:2eqpeb/s
クレー、非人間的で実にいいね。

20 :総理:01/08/29 08:12 ID:zPuQQ1es


21 :goatsong:01/08/31 08:27 ID:z4j0pH/U
吉田秀和は、クレー作品に対しては不気味な絵だ、っていうよう
なことを書いてたと思ったけど。私は昔、文学の講義で、教授が
クレーとカフカの類似性について指摘されていたのを、興味深く
思って聞いていたことを覚えているな、カフカは未だに読んでな
いけど。

クレーに関する随筆で良かったのは、やっぱり澁澤かな。これは
のっけから日本におけるクレー理解の甘っちょろさに言及してい
て、なんとも小気味よい感じ。不気味かどうかは今措いとくとして、
少なくとも「メルヘンの画家」でないことは確かだろう。

私の恩師はクレーの研究もされていて、結構、色々と伺ったこと
もあったけれど、中でも、私の最大の関心の一つである、ゲーテ
の所謂「母達の国」とクレー思想の相関については、極めて貴重
な情報だったので、その内、私もクレーを勉強してみようと思って
いたりする。20世紀初頭の、特に北方美術は日本ではあまり開
拓されていない領域なので、日本語文献が概して少ない様。それ
と、同時代の神秘思想なんかも。クレーとその周辺は皆、神智主
義乃至は人智主義に深く傾倒していたわけであって、この辺りを
知らない限り、クレーの思想は浮かび上がって来ないわけで。

ちなみに私は、「夕べの火」が最高の作ではないかと思う。

22 :わたしはダリ?名無しさん?:01/08/31 08:46 ID:EkDk9JP2
厨房質問ですが、クレーのエッセイ(というか、1924年に行われた
講演の記録『現代芸術について』は、邦訳がありますか。
いろんなところで引用されているので、よんでみたいのですが、本屋
や図書館をあさった限りみあたらないので。情報キボーン!

23 :空耳:01/08/31 12:34 ID:az5zU8fw
クレーの初期のデッサンを見られたことがあるでしょうか。
メルヘンとは反対の位置にある絵ですね。

私はオリュンポス山か、ピラミッドとかいう絵が今まででは一番好き

24 :わたしはダリ?名無しさん?:01/09/01 14:17 ID:d9CON6M2
クレーって「北方美術」なの?
確かに彼はスイス人だけど、・・・北方美術って?

25 :goatsong:01/09/01 17:55 ID:BiX.jHp2
>>22
私の知る限りでは、彼の著作の翻訳は「造形思考」と日記と
バウハウス叢書だけだったような。

>>23
>クレーの初期のデッサン

私は最初期の線描作品は殆ど見たことがないのだけれど、
ブリュッケ的な、或いはシーレを思わせる作品がありますね。
クレーがああいう世界観から次第に解放されていったことは
祝福すべきことだと、個人的には思う。

>オリュンポス山か、ピラミッドとかいう絵

アド・パルナッスム(パルナッソス山へ)でしょう。
http://www.kunstmuseumbern.ch/pix_hig/ad_parnassum.jp

(余談ながら、「美の巨人」のクレーの回は、この作品が採り
上げられていたけど、かなり杜撰だったと思う。パルナッソス
山は確かにギリシアの聖地ではあるけれど、それだけではな
い。音楽を勉強している人なら例えば、「アド・パルナッスム」
と聞いてなら直ちにクレメンティのGradus ad Parnassum、そ
のパロディーであるドビュッシーの「グラドゥス・アド・パルナッ
スム博士」を思い出すように、このGradus ad Parnassumって
言葉は西欧では比喩的な意味を持っている。そういうことを
全然知らない)

26 :goatsong:01/09/01 17:55 ID:BiX.jHp2
>>24
別に「北方美術」に正確な定義はないだろうから、そう思わな
いなら、それはそれで一向に構わないんだけど。ついでながら、
触れておけば、西欧の文化史において「北方」は、だいたいア
ルプス以北を指す。クレーに関して言えば、まず地理的には彼
の生地(ベルン近郊)は、アルプス山脈はちょうど緩やかになっ
た程にある。また、彼の創作の大半はドイツで行われている。

「北方」という言葉は単に地理的なものを指すわけではなく、ま
たラテン民族とゲルマン・ケルト民族の対比としての文脈もある。
クレーはドイツ語圏の人間であり(父親はドイツ人で、クレーの
国籍もドイツ。だから晩年、スイスに「亡命」したわけで)、初期
の形成はドイツ”的”表現主義の圧倒的な影響下にある(「青騎
手」、後のバウハウスへの参加は言うまでもない)。その後、彼
は様々なもの(例えばアフリカ美術)に影響されていくわけだけ
ど、その根幹には常に変わらずゲルマン気質がある。そもそも、
ああいった万象を極度に抽象化・理論化せずにはいられない美
術っていうのは、もっともゲルマン的だと、私は思うけどね。

27 :goatsong:01/09/01 17:59 ID:BiX.jHp2
>>25のリンクの貼り直し。
http://www.kunstmuseumbern.ch/pix_hig/ad_parnassum.jpg

28 :よこちん:01/09/04 01:10 ID:1z0NwxQQ
>>22
「造形思考」に一部或いは全文が収録されています。

11.造形手段の領域における展望と位置決定、および造形手段の空間秩序

29 :わたしはダリ?名無しさん?:01/09/05 14:20 ID:L1fHou62
ゲルマン的=北方美術? 

30 :わたしはダリ?名無しさん? :01/09/05 18:00 ID:fWtjzVNs
ああ懐かしいのね。
僕の初めて飼った美術本がパウル・クレーだったのね。
僕って天才?。
それだけなんだけどね。バイバイ。

31 :goatsong:01/09/05 22:43 ID:kPmzZvzc
単なる煽りだろうから答えないけど、人に突っ込みを入れる前に、
ゲルマン民族が何を指すぐらいかは、調べておいてね。

32 :わたしはダリ?名無しさん?:01/09/13 00:57
来年やるんでしょ

33 :わたしはダリ?名無しさん?:01/10/19 13:56
(麦

34 :わたしはダリ?名無しさん?:01/10/19 21:40
忘れっぽい天使が好き・・

35 :わたしはダリ?名無しさん?:01/10/22 18:26
クレー、ドビュッシーが好きだと
吉行淳之介の文章にあった。
うーむ。

36 :わたしはダリ?名無しさん?:01/10/23 00:01
ところで、二谷友里江の『楯』のカバーにクレーの絵が使われているのは許せんと思わないか? 宮部みゆきの『R・P・G』もな。

37 :わたしはダリ?名無しさん?:01/10/23 00:19
クレーって螺鈿細工みたい

38 :わたしはダリ?名無しさん?:01/10/24 07:13
>>35
音楽好きで自ら弦楽四重奏を演奏していたそうだね。

39 :名無しさん@:01/10/29 15:44
>>35
吉行の小説には、クレーの絵にインスピレーションを得た「砂の上の植物群」があるよ。

40 :わたしはダリ?名無しさん?:01/11/04 14:51
「死と火」が好き。
何処かに画像ないかな?

41 :40:01/11/04 15:11
自己解決しました。

12 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.04.00 2017/10/04 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)